はち
花が咲き、蜂が舞い、蜜を集める。
そんな風景を見つけ夢中でシャッターを押したあの日。
蜂の動きにピントが上手く合わない。
はやく止まれ。(クマンバチは刺さない)
そんなことを思いながら夢中でシャッターを押す。スマホのボタンを押す。
そんな夕方前の山桃狩りの帰り道。
美しい自然の風景に癒される。
2年目をむかえた自家菜園のペパーミント。
やっと大きくするコツを掴んできて、収穫も楽しみになってきているのにもかかわらず。
ミントの近くにアシナガバチが巣を作ってる!
と、通報があり、スクランブル発進!
女王蜂と働き蜂2匹を発見!
ほっといてあげたいが、、、
ミツバチなら大歓迎!
しかし......
アシナガバチは危険なのだ!
刺された経験があり、全身の毛が逆立つ思い!
もしも甥っ子が遊びにきてる時に巣を守る為に奴らが襲いかかってきたら!
もはや迷いはなかった。
近くのホームセンターに行って、蜂の巣専用の強力なバズーカ砲の口みたいな殺虫スプレーを買い、現場に駆け戻ると、働き蜂2匹はいない!
ピンを引き抜き発射準備完了。
照準を合わせ、祈る。
な、む、あ、み、だ、ブツ‼️‼️‼️‼️
その勢いに息を飲む!
巣は吹き飛ばされまいともがいている!
約5秒ほど
女王蜂はもはや.....
一旦避難をしてから心を落ち着ける。
すると、働き蜂が1匹帰ってきた!
巣を見るや否や、激しく震えるような動き!
殺虫剤を吸ったのか慌てふためいて飛んでいってしまった!
そして戻ってくることはなかった。
蜂。
自然にとけこむと美しくも思えたのに。
クマンバチは刺さないからかもしれない。
アシナガバチは刺された経験があるので危険だと身をもって知ってるのです。
防衛本能が敏感に働いてしまった。
ミントとは関係ない話。